引越し メモ

久しぶりに引越し(賃貸→賃貸)したので忘れないようにメモしておく。

物件探し

不動産屋に貼られている物件は全てネットでも見ることができるので、ネットで探せば問題ない。成約済みで掲載されているオトリ物件もかなり多く、1件に絞り込んでもだいたい成約済みなので複数見つけておく。

・鉄筋コンクリート(RC)
・鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)
・鉄骨(軽量、重量)(S)
・木造
などの種類があり、騒音が気になる場合、鉄筋鉄骨コンクリートがおすすめと書かれていることが多いが、重要なのは戸境壁(部屋と部屋の壁)もコンクリートが入っているかどうか。内見の時にチェックする。もし騒音が気になるけど木造を選ぶ場合、築浅、最上階角部屋、隣り合っていない間取りを選ぶことが重要。

幹線道路、鉄道の近くにある木造アパートの場合、振動を感じる場合もあるので注意する。

※分譲(購入)の場合

価格を考える際、マンションの場合管理費・修繕積立金がかかる。また物件価格の1割程度の費用が別途かかる。

不動産屋へ問い合わせ

どの不動産屋でも物件は共通して見ることができるので、色々問い合わせしてみて対応の良さそうな不動産屋を見つける。物件を見つけるまで色々相談したり時間がかかるので、相性はかなり重要。ただ、内見があるので引越し先エリアからあまり遠い不動産屋だと少し不便。

その物件を管理している不動産屋(管理会社)の場合、仲介の不動産屋より詳しい話が聞けることもある。例えば騒音のクレームが発生しているとか。物件が確定していて問い合わせできる(賃貸の営業していない管理会社もある)管理会社ならそこに問い合わせた方がいい。

※分譲(購入)の場合

いい物件は出ても直ぐに売れてしまうので、購入するつもりなら直ぐに不動産屋に行ってローンの相談などする。

内見~物件申込み

気になった物件を内見するとき、実際に見てみると想像と違うこともあるので、複数予定しておく。物件同士が近ければ1日で複数件可能。

もし家電が付いている物件の場合、設備なのかプレゼントなのか残置物なのか確認する。(実際に人気のない物件で大家さんからのプレゼントというのがあった)設備以外は自分で修理の手配をする必要がある。エアコンがたまに残置物の場合もあるので注意。

物件が決まったら申込む。契約できるかどうかは申込順なので人気のある最上階角部屋などは退去前に申込書が出ていたりする。あまり悩んでいる余裕はない。

入居日は申込みの段階で決める必要があり、だいたい申込日から2週間~3週間程度。旧居、新居の契約期間はできるだけ被らないようにしたほうがいいが、諸手続きあるので、ある程度は必要。

※分譲(購入)の場合

買付証明書を入れるまでにはローンを通しておいた方がいい。賃貸と違って提出順というわけではないけど、早めに出してやり取りしておくほうがいい。

審査

審査は保証会社を利用する場合、保証会社と大家さんの審査がある。保証会社の審査は収入から考えて問題のない家賃で、さらに過去に金銭面で問題がなければだいたい通る。クレジットカードの審査と同じ。

保証会社の審査が通ればだいたい大家さんの審査は通るが、極稀に大家さんの面談があったりする場合もあるし、不動産屋から大家さんへこちらの人間性も伝えられているので、あまり非常識な感じだと断られる場合もある。

審査通過後

電話やメールなどで審査が通ったと連絡があり、そこから賃貸借契約手続きの日を決める。審査通過後から手続きまでの期間(契約可能だけどまだ契約していない状態)にキャンセルの可能性も無いわけではないが、旧居の退去は1ヶ月前に連絡しなければいけないところが多いので、直ぐに旧居の退去手続きした方がいい。

この時点で旧居の退去日と新居の入居日(鍵を受け取る日)が確定する。

ローン

※分譲(購入)の場合

一般的に金利は変動7割、固定3割ぐらいの人が選んでいる。トータルの支出は変動の方が安いだろうという意見が多い。安心感なら固定。

銀行に関しては信金などの口座を準備しておいたほうがいい。ネット銀行は金額の上限がある。

旧居の退去手続き

旧居の管理会社へ連絡し、退去日、カギの返却方法、立会日、最終月の家賃の支払方法を決める。

通常、カギは退去日までに返却する。最終月の家賃は、退去月の家賃を通常通り振込んで日割りで返却、あるいは現金精算など色々ある。

退去後に管理会社がクリーニングの手配を行い、現状復帰が敷金の範囲内だったかどうか精算してくれて最終立会となるが、立会不要の場合もある。

日割の家賃と精算まで終わるのに数週間程度かかる。

家財保険などは不動産屋が代理店になっていて賃貸契約と同時に手続きすることが多く解約に必要な情報が手元にない場合もあるので、この時に確認しておく。

引越屋探し

数社の引越屋に問い合わせをし訪問見積もりをしてもらう。訪問見積もりをしないと荷物を全て運べないなどのトラブルになるので注意。訪問見積もりはかなり重要。

曜日や時間帯によって金額が違うので、引越し可能な日付を複数伝えて、それぞれ金額をもらう。引越屋も相見積もりなのは分かっているので、訪問見積もりの時だいたい即決してくれればこの価格という話になる。なので最初の訪問見積もりは小規模で一番安くなりそうな引越屋にお願いするといい。

・ダンボールはリサイクルかどうか?
・ダンボールは何箱支給されるか?
・ガムテープ、エアパッキンなどは支給されるか?
・割れ物はどのように梱包したらいいか?(専用ケースがあるか)
・観葉植物は運んでもらえるか?
・PCなどの精密機器はどのように運ぶか?(ダンボールか手か)
・旧居、新居での運搬時に養生をするか?
・洋服はそのままで大丈夫か?(専用ハンガーがあるか)
・悪いクチコミがあったけど、実際はどうだったのか?
・搬入時に部屋まで設置までしてくれるか?
・トラックに全て積めなかった場合は?
・当日のトラックのサイズは?
・当日の人数は?
・曜日のみ指定で時間フリーの場合、最悪何時になる可能性があるのか?

などの質問をする。だいたいどこの引越屋も同じ回答のはずだけど、やりとりの回答を見積もり書に書いてくれるので、後々トラブルにならない。この時点で適当な感じで対応するようなら避けた方がいい。

インターネット

ライフラインのインターネット以外はカギを貰った後でも間に合うが、インターネットは時間がかかるので先に手続きしておく。

今なら光コラボ系かNUROのような独自回線の方がいい。今回は転居手続きで支払情報など引き継ぐので、そのままフレッツ光で手続きして転居後に乗換え予定。

https://flets.com/first/move/iten.html
から新居情報を入力して問い合わせをすると、電話連絡が来る。

最初に確認しておくことは
・フレッツ光マンションタイプ対応かどうか。
・新居に光コンセントなどあるかどうか。※1
確認できていなくても手続きを進めることはできる。新居の住所を伝えるとNTTの方でも光回線がどこまで来ているか(まったく来ていない、建物の共用部まで、部屋の中までなど)調べることができる。

次に工事の手続き。現在の状況によって工事内容が変わってくる。もし光回線がまったく来ていない場合、どのような工事になるかは当日まで分からない部分もあるけど、だいたいどのような内容の工事になるかここで想定しておく。

新居に工事が必要な場合、
・工事日を決める。(立会える日)
・大家さんに許可を取る。
・終端装置(ONU)を持っていくか変更か確認する。

大家さんに許可を取るのはこの段階なら最初の不動産屋で大丈夫。入居してからなら管理会社経由となる。既に確認しておいた工事の内容を、専門用語は使わず、穴空けなどの工事をしない旨伝えて許可を取るようにする。

転居手続きの場合、通常、終端装置(ONU)はそのまま引き継げる。今回はルーター機能付きなのにルーターとして使っていないという状況だったので、転居に伴い交換となった。新しい終端装置(ONU)は工事担当者が持って来て、古い終端装置(ONU)は着払いで送り返すことになった。

※1光コンセントが設置されているのは光配線方式のみ。
共有部までしか光が来ていない場合、VDSL(古い),LANなどの方式もある。
・光配線方式
・VDSL方式(モジュラージャック)
・LAN方式(LANコンセント)

J:COMケーブルテレビ

J:COMケーブルテレビ付き物件は、J:COMから初期メンテナンスの案内が来るけど断って大丈夫。入居してテレビ(を見る場合)映らないなど不具合がでたら連絡すればいい。もし必要なメンテナンスなら入居前に行うので入居者が立ち会うメンテナンスは営業活動。

賃貸契約手続き

印鑑(銀行印)、銀行口座分かるもの、住民票、車検証などが必要。契約に係る費用は不動産屋に渡すか直接振り込みになる。

ライフライン

カギの受取りから転居まで余裕があるなら、カギを受取ってからの手続きでも間に合う。だいたい新居に支払方法など置いてある。(手続きをサポートするような企業に丸投げしてある場合、ないこともあるので注意)転居前に手続きすることも可能なので今回は転居前に全て手続きした。

・電気
TEPCOのサイトから引越し手続き。登録情報はそのまま利用できる。転居後に新電気に乗り換え予定。

・水道
旧居解約、新居契約ともWebから手続きできる。
利用開始の手続きでは支払い方法を選べなかったので、納付書による支払となる。引き落としにするためには後に別途手続きが必要。

・ガス
契約する会社によってWebか電話で手続き。今回、旧居解約はWebで、新居契約は電話となった。閉栓も開栓も立会が必要なので日程調整が必要。新居での支払方法は口座引落のみで、開栓時に銀行印、保証金が必要。(ここでもらう預かり証は退去のときに保証金を返してもらうのに必要なので紛失しないように)旧居の保証金は閉栓立会時に預かり証があればその場で返金、預かり証がない場合は銀行振り込みとなった。

引越の前日までガスを利用する場合、引越し当日に閉栓の立会は難しいため、引越し後にもう一度立ち会う必要がある。

・家財保険など
旧居は退去手続きのとき確認しておいた方法で解約する。今回は不動産屋で手続書類を預かっているのでカギ返却時に受取り、記入し投函となった。新居は賃貸契約時に申込済みで契約内容だけ紙面でもらった。

・郵便転送
ゆうびんIDを作成しWebから手続き可能。
本人確認が必要なので今回は携帯で写真撮影し本人確認。

転出手続(同市内なら転居)

旧居の市役所で転出手続。転出の前後14日まで可能だが、引越前に手続しておくほうがいい。マイナンバーカードがある場合、マイナンバーカードだけあれば手続できる。

カギの受取り~新居

メジャーを持っていき、今後搬入予定の大型家具が問題ないか確認する。

入居の状況を写真に撮っておいたほうがいい。特に最初から傷などある場所を撮影しておく。

先ず最初にカーテン、照明器具などを購入する。

旧居で処分し新居で新たに購入するものを引越日までに購入して設置しておく。

引越

引越当日に終わらない分の箱詰めしようと考えない(引越屋に迷惑)前日までに箱詰めを終わらしておく。

家電のコードは束ねて養生テープで側面に貼り付けておく。冷蔵庫は少し前から電気を抜いて霜を溶かしておく。(冬なら霜を溶かさなくても大丈夫)洗濯機はホースの先端をテープで止めておく。

粗大ゴミなどを残しておき後で処分しようとする場合、旧居のカギ返却、ガス閉栓の立会などと日程を合わせると手間が減る。

近隣挨拶

近隣への挨拶は1R/1LDKなど一人暮らしが多い物件ではしない人も多い。2LDK/3LDKなど家族での入居が多い物件の場合、簡単にでもしておいた方がいい。(子供がいる家庭からしてみれば誰が住んでいるか分からないと不安)
挨拶する場合、だいたい普段顔を合わす範囲だけで問題なく、タイミングも一般的に引越し前日や当日と言われているが、引越し後でも問題ない。
ただし、戸建や分譲マンションの場合、付き合いも長くなるのでもっと丁寧に行うのが基本なので注意。

カギの返却

旧居の管理会社へカギを返却(スペアキー含む)

転入手続

市役所で手続する。マイナンバーカードだけでOK。今回は近くに警察署があるので、そのまま警察署に行って免許の住所変更もした。

車庫証明

ディーラーに依頼する場合、こちらで準備するのは、
保管場所使用承諾書のみ準備する。

アカウント手続き

・Webサービス類
・年金
(マイナンバーと基礎年金番号が結びついていれば届出は不要)
・会社(保険証)
・銀行、クレジットカード、証券会社
・各種保険
・運転免許
・霊園
・美容院などの会員証

登録変更手続きする。

新電気

新電気に乗り換える場合、確認すること。
・お客さま番号(旧電力を利用の場合だけ)
・供給地点特定番号
・スマートメーターかどうか(最近はなっていることが多い)
・高圧一括受電契約していないかどうか
・分電盤(アンペアブレーカーがあるかどうか)

気にしておく点として、
・高圧一括受電契約の場合、乗り換えは難しい。
・アナログメーターの場合、スマートメーターへの交換が必要になる。特に準備は必要ないけど敷地内に作業者が入れない場合など、一部対応が必要になることもある。
・アンペアブレーカーが不要なので工事が必要になる場合がある。
(今回はアンペアブレーカーが残ったまま新電気に切り替えとなったが、後に新電気での契約アンペア変更しブレーカーのアンペアと異なったタイミングで取り外し工事が必要になった)

通常Webから新電気に申し込むだけで手続は完了する。

※※ ブレーカー
ブレーカーには
・アンペア/サービスブレーカー(契約アンペアを超えると落ちる)
・漏電ブレーカー
・安全ブレーカー(回路ごとの容量20Aを超えると落ちる)
があり、従来は分電盤にアンペアブレーカーがあったが、スマートメーターの場合、アンペアブレーカーはあったりなかったり。

スマートメーターの場合、契約アンペアは遠隔で変更できる。

※※ 上限アンペア
建物として上限のアンペアが決まっている。
・単相二線式=30Aまで
・単相三線式=60Aまで
ただし、現在はほぼ単相三線式。

光コラボ

Biglobe光にする。

今回はフレッツ光のまま転居手続をして、転居後に光コラボにしようと考えたが、転居するとステータス更新に少し時間がかかるようで、10日程度、転用承諾番号を取得できなかったので注意。

フレッツ光の転用申込をして転用承諾番号を入手する。
https://flets.com/app4/input/index/

Webサイトにアクセスし、乗り換えのお申し込みを選択。
https://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/join.html?cl=hikari_top_cv

必要な情報を入力すれば完了。

住所の正式表記

不動産登記にも載っておらず、今回はいくら調べても分からなかったので市役所にメールで問い合わせたら教えてもらえた。(急がないのであれば転入時に教えてもらえる)

ちなみに、もともと地番+支号(枝番)があり、新しく住居表示が導入された。市役所のページなどで住居表示の該当エリアかどうか調べることもできる。

・地番と支号(枝番)
○番地△
○番地の△

・住居表示
○番△号