実験のため本ブログWordPressを、
・ドメイン変更(Xserver→MuuMuu)
・ホスティング変更(Xserver→AzureAppService)
AzureはVMもあるが、今回は簡単なAppServiceを使ってみる。
●Azure/Entra ID
WordPressとは関係ないが、今までMSは個人用アカウントだったので、EntraIDに移行。ドメインも揃えてしまう。
AzurePortal>EntraID>カスタムドメイン>カスタムドメインの追加
所有しているドメインを入力し、ドメインの追加をクリック。
AzurePortalで、TXTレコードの情報を確認する。ドメインはMuuMuuドメイン取得+DNSはXserverを指定していたので、XserverのサーバーパネルのDNSレコード設定から、
・ホスト名:空白(そのまま)
・種別:TXT
・内容:Azure記載通り
・TTL:Azure記載通り
・優先度:0(そのまま)
で入力し、AzurePortalで、確認を実行。これで登録される。
●Azure/VM
今回の移行では利用しないが一応作成してみる。
AzurePortal>Virtual Machines>作成>Azure仮想マシン
・サブスクリプション、リソースグループ:以前作成したものを指定する。
・仮想マシン名:Machine-01
・地域:(US) East US
・可用性オプション:可用性ゾーン
・可用性ゾーン:ゾーン1
・セキュリティの種類:トラステッド起動の仮想マシン
・VMアーキテクチャ:x64
・サイズ:Standard_B1s
・管理者アカウント:SSH公開キー
・ユーザー名:適当
・SSH公開キーソース:そのまま
・キーの組名:そのまま
・受信ポート:選択したポートを許可する(80,443,22にチェックする)
作成を実行。
秘密キーダウンロードのダイアログが表示される。
少したつと展開が成功しましたと表示され完成。
これでIPアドレスとダウンロードしたpemファイルでSSHがつながる。
●Azure/AppService
AzurePortal>AppService>作成>WordPress on AppService
・サブスクリプション、リソースグループ:以前作成したものを指定する。
・基本:地域:Japan East
・アドオン:Azure CDN:チェックを外す。
にして、その他はそのまま、WordPressの必要事項を設定し、作成を実行。
・デプロイ後
初回、遅くて使い物にならず。通常の処理でタイムアウトするような状態になってしまった。(Azure CDNのチェックを外してみたりした)少し時間が経つと安定してきて気がついたけどDNS浸透が原因。
●AzureDNS
今回は利用しないが、余っているドメイン1つをMuuMuuから引っ越しておいてみる。
AzurePortal>DNSゾーン
・サブスクリプション、リソースグループ:以前作成したものを指定する。
・名前:ドメイン名を入力しておく。
その他はそのままで、作成。
デプロイが完了したら、リソースに移動。
表示されるネームサーバー4つをドメインを取得したサイトで設定する。
●Azure/AppServiceに独自ドメイン設定
MuuMuuからXserverのNSを指定しており、メールサーバーはXserverを利用する。
AzurePortal>AppService>カスタムドメイン>カスタムドメインの追加
・ドメインプロバイダー:その他のすべてのドメインサービス
・TLSまたはSSL証明書:AppServiceマネージド証明書
・TLS/SSLの種類:SNI SSL
ドメインを入力し検証をクリック。
表示されるレコードをXserverで入力。
●Azure/AppServiceのWordPressファイルにアクセスする場合
AppService>デプロイセンター>FTPS資格情報
●WordPressの引越
・新WordPressのインデックス停止
設定>表示設定>検索エンジンでの表示
インデックスしないようにしておく。
(結局WPvividでチェックは外れるので、長時間放置しないのなら不要)
・WPvivid
新旧WordPressにWPvividを入れる。
旧WordPress>WPvividで、
データベース + ファイル (WordPress ファイル)
バックアップをローカルに保存する
を選択(初期値)しバックアップ、ダウンロード。
新WordPress>WPvividで、
ダウンロードしたzipをアップロード、復元。
・注意点
ユーザー、プラグインやテーマなども旧WordPressが引き継がれる。
・転送処理
旧WordPressの.htaccessに以下を追記
|
RewriteEngine On RewriteCond %{REQUEST_URI} !(/xxx/) RewriteRule ^(.*) https://appbay.org/$1 [R=301,L] |
※xxxの部分は転送を除外するURLがある場合
●WordPressプラグイン
Crayon Syntax Highlighter
が動かなかったので、
Urvanov Syntax Highlighter
というものに乗り換え。
・SiteGuard WP Plugin
今回から導入。
NGINXなのでログインURLを変更すると不具合が発生するので、
ログインロック、XMLRPC防御だけ有効にしておく。