・なぜ課題ベースなのか。
課題なので完了が設定できる。課題が解決すれば完了。
べき論で進めてしまうと、なかなか完了しない。そもそもべき論を言い出した人に判断する能力がないことも多い。
・作業者、マネージャに困っていること(課題)を出してもらう。
ツールに求める機能とは聞かない。
・課題の振り分け
経営・管理レベルでの課題、作業レベルの課題に分ける。課題サイズと考えてもいい。
例えば、経営・管理レベルの課題では、
ある経営指標を導入したい。
作業レベルの課題では、
ある帳票の作成を自動化したい
など。
・プロジェクト化
経営・管理レベルの課題をプロジェクトとして管理する。
ひたすら小さな課題を解決することで改善活動としていいが、評価のタイミングが必要な場合などプロジェクト化する。
・作業レベルの課題をプロジェクトへ
プロジェクトを解決する中で一緒に解決できる作業レベルの課題を取り込む。
例えば、Aというプロジェクトではaという帳票を作り直す必要があり、aという帳票では作業レベルの課題があるので、その作業レベルの課題もこのプロジェクトで解決するという感じ。
・課題の分割
経営・管理レベルの課題、作業レベルの課題まとめて、1ヶ月程度の作業サイズに分割する。
内容 / 解決方法 / 完了条件 / 期日 / 作業者
例えば、ある指標の導入で半年程度の作業サイズなら、先ず、指標作成に必要なデータもとを確認する/2週間/Aさん担当のような感じ。
・課題の解決方法
業務フローの見直し、Webサービスの利用や機器の購入など手段を限定しない。
ただ、業務フローに手を出すためには、業務知識+関わる人との信頼関係がないと難しい。