CentOS 初期設定

基本コマンド

・起動

CentOS6まで
/etc/init.d/xxx start (7は使えない)
service xxx start (7はsystemctlにリダイレクト)
CentOS7では
systemctlとなる。

・自動起動

CentOS6まで
chkconfig xxx on | off (7はsystemctlにリダイレクト)
CentOS7では
systemctlとなる。

yumとrpm

yumの内部でrpmが呼ばれている。

利用可能かどうかと、インストール済み両方表示。
yum list xxx

パッケージを探す
yum search xxx

パッケージ情報
yum info

yum -y install php
(-yは全てyes回答)

yum remove xxx
削除する場合

アップデート
yum update
yum update xxx

インストール済みでアップデートがあるかどうか
yum check-update

SSHの設定

基本はそのまま接続できるはず、VirtualBoxに接続の場合、
設定>ネットワーク>割り当て
をブリッジアダプターに変更して、自動取得のIPに繋げれば大丈夫。

・SSHの状態確認
systemctl status sshd.service

・ファイアーウォールの確認
firewall-cmd –list-all

・rootのパスワード認証を不可にする。

PasswordAuthentication no
ChallengeResponseAuthentication no

になっているかどうか確認。

ユーザーを追加し、
PermitRootLogin no
にするかrootのままにするなら、
PermitRootLogin without-password
にする。

・ポート番号変更(49152 – 65535辺り)

firewall-cmd –add-port=49152/tcp –zone=public –permanent
firewall-cmd –reload
ポートを開ける。

systemctl restart sshd

現在の接続を切る前に接続できるか試す。

問題なければポートを閉じる。

firewall-cmd –remove-service=ssh –zone=public –permanent
firewall-cmd –reload

・再起動

systemctl restart sshd
systemctl enable sshd

firewalld

publicゾーンにnicが割り当ててあるか確認。
(active)は有効かどうかという意味ではなく、ゾーン指定しないときの対象かどうかという意味。

定義されているサービス
firewall-cmd –get-services

許可されている情報
firewall-cmd –list-all –zone=public
–list-all
–list-services
–list-port

リロード
firewall-cmd –reload

サービスを許可する
firewall-cmd –add-service=http –zone=public –permanent

許可したサービスを削除
firewall-cmd –remove-service=http –zone=public –permanent

許可するポートの追加
firewall-cmd –add-port=22/tcp –zone=public –permanent

ポートを追加。(接続元を指定する場合)
firewall-cmd –permanent –zone=public –add-rich-rule=”rule family=ipv4 source address=192.168.13.2 port protocol=tcp port=80 accept”

許可するポートの削除
firewall-cmd –remove-port=22/tcp –zone=public –permanent

定義済みサービス(編集はしない)
/usr/lib/firewalld/services

定義済みゾーンの確認
firewall-cmd –list-all-zones

アクティブなゾーンの確認
firewall
cmd getactivezones

Nicに対するデフォルトゾーンの確認
firewall-cmd –get-default-zone

NICのゾーンを変える(permanetが不要という記事ある要確認)
firewall-cmd –change-interface=lo –zone=public

NICをゾーンから削除(permanetが不要という記事ある要確認)
firewall-cmd –remove-interface=lo

だいたいの流れ。本来サービス登録なんだろうけど。

登録済みのサービスを消す。
firewall-cmd –remove-service=http –zone=public –permanent
firewall-cmd –remove-service=ssh –zone=public –permanent
firewall-cmd –remove-service=dhcpv6-client –zone=public –permanent

必要なポート追加。
firewall-cmd –add-port=54424/tcp –zone=public –permanent
firewall-cmd –add-port=80/tcp –zone=public –permanent

・ターゲット

定義にマッチしないパケットをどうするかをターゲットといい、ACCEPT,DROP,REJECT(default)がある。

ACCEPT:全て許可。
DROP:拒否ルールに該当すると拒否。
REJECT:拒否ルールに該当すると拒否。(エラーコードを返す)

vimrc

vimrcを作成し以下を記述。
Ubuntuとほぼ同じで自動補完の部分を削除。

bashrc

Ubuntuから必要最低限のみ持ってきた。

LAMP

CentOS(ConoHa) 初期設定 LAMP

.NET Core

https://www.microsoft.com/net/learn/dotnet/hello-world-tutorial
を参考にする。

sudo rpm -Uvh https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/packages-microsoft-prod.rpm
sudo yum install dotnet-sdk-2.1

基本アプリ

dotnet new console -o myapp
cd myapp
dotnet run

ASP.NET CoreWeb

ASP.NET CoreWebアプリケーションのプロジェクトを作成。
Webアプリケーション(モデルビューコントローラー)を選択。
HTTPS用の構成のチェックを外す。

ビルド>xxxの発行
にて作成されたファイルを転送し、転送フォルダにて、
dotnet xxx.dll
のように実行する。

その他

dotnet –info
でバージョン確認できる。

FTPの設定

VSから発行したいのでFTPを入れる。

インストール
yum install -y vsftpd

設定ファイル
/etc/vsftpd/vsftpd.conf

変更
anonymous_enable=NO
listen=YES
listen_ipv6=NO
tcp_wrappers=NO

コメントアウト削除
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES
ls_recurse_enable=YES

追加
use_localtime=YES
allow_writeable_chroot=YES

起動
systemctl start vsftpd

スタートアップ
systemctl enable vsftpd

ファイアーウォール
firewall-cmd –add-service=ftp –zone=public –permanent
firewall-cmd –reload
firewall-cmd –list-all –zone=public

ユーザー制御
userlist_enableを有効にすると、userlist_denyも有効になる。
ブラックリストがデフォなので対象のユーザー名を削除のみ実行。

ブラックリスト(デフォルト)
userlist_enable=YES
userlist_deny=YES or 記述なし

ホワイトリスト
userlist_enable=YES
userlist_deny=NO

ファイルのパス(必要なら)
userlist_file=/etc/vsftpd/user_list

userlist_enableを優先度が高い禁止リスト
/etc/vsftpd/ftpusers

user_listとftpusersから対象のユーザー名を削除する。

パーティションタイプ

パーティションタイプにMBRとGPTがあり、
MBRは2TB以下×4まで、GPTだと2TB以上×128可能

GPTに対応したOSじゃないと(Vista~64bit)じゃないと使えない
さらにUEFIじゃないと起動できない。

UEFIはBIOSの後継。

金融 メモ

雑多なメモ

・円安/円高

輸出企業=円安を望む、輸入企業=円高を望むというをよく見る。輸入は中小企業もできるが、輸出できるのは大企業のように限られるので単純ではないけど、近隣窮乏化政策として円安の方がいいという意見が多い。

円安は物価上昇(名目GDPも増える)を招くという話もよくでる。資源高騰のインフレと、需要が増えたインフレでは質が違うのは事実。

・増税

消費税は仕入控除があるので徴収漏れが起きにくい。

・為替、金利のコントロール

通貨は介入など僅かにしかコントロールできない。長期金利はマーケットがコントロールできる。短期金利のみある程度コントロールできる。

・失業率

インフレ率2%を目指すのは、失業率を下げるのが目的。金融緩和で失業率が下がる。

・金利

金利引上げ(金融引締)
├通貨高
└インフレ対策

金利引下げ(金融緩和)
├通貨安
└デフレ対策

・債権

債権を売る=債権の価格が下がる=金利が上がる
債権を買う=債権の価格が上がる=金利が下がる

・インフレ/デフレ

インフレ=物価が上がる(通貨の価値が下がる)
デフレ=物価が下がる(通貨の価値が上がる)

インフレ率=物価上昇率。
スタグフレーション=景気停滞+インフレ

 

製造業系バックオフィスの基礎知識 メモ

業務支援ツールを作る上で役に立ちそうな、製造業系バックオフィスの基礎知識。

生産形態

生産形態は原材料から製品までのサプライチェーンで、どの時点で在庫リスクをとするかに注目する。一般的には、見込生産、(繰返)受注生産、個別受注生産などある

実際、日本のメーカーのほとんどは内示で動き発注書がないので、繰返受注生産とはいえず在庫リスクは自社で抱えていることが多い。

また、同じ規模の中小企業でも、自社で営業部門を持って独立しているか、大手の下請けなのかでは、リスクの質が全く違う点に注意。

BOM(Bill of material)

製品の共通部品、生産計画の設計、購買、在庫管理、原価計算など、BOMは全ての部署から必要とされる。一般的には、設計のE-BOM、製造のM-BOMが有名。

E-BOMは設計図に使われ、M-BOMは生産計画、生産指示に使われる。具体的には、製品を構成要素に分解していき、設計図で管理する明細までがE-BOMで、そのE-BOMの明細をさらに分解し、部品の調達、製作をM-BOMで管理するということ。

多くの企業で、E-BOMとM-BOMの乖離が問題として指摘されている。だからといって、あまり無理に統一をすると手間ばかり増えてしまってメリットを感じないというも多いが。

乖離してしまうことによる問題点の1つに、M-BOMで管理している調達コストや調達日数をE-BOMの変更で素早く確認できなくなるということがある。例えば、設計側での部品をAからBに変え調達コストを下げようと考えたが製造側ではAの代替品を使っていて、Bに変えると実際はコストが増えてしまっているなど。

簿記 原価計算ざっくり復習

在庫

在庫を増やすと、売上高に対する原価が下がり利益が増えて見える。当期の費用を資産と評価するだけで、当然、翌期の原価を押し上げてしまう。逆に、在庫を減らすと、売上高に対する原価が増え、利益が減って見える。

・在庫回転計算

棚卸資産回転率
売上 ÷ 在庫

・在庫の種類

次工程の利用が紐付いているものをフロー在庫と呼び、次工程の利用が未定のものをストック在庫と呼ぶ。減らすべきはストックで、フローは必要在庫。

・在庫と部門の関係

営業部門は納期対応のため、購買部門は一度に沢山買った方が安く、製造部門は一度に沢山作った方が安いので在庫に前向き。

ただし、在庫が増えれば、保管工数は物流部門の問題となり、在庫金利(運転資金肥大)が増えれば財務部門の問題となる。

在庫削減の指示があっても同時にコストダウンの指示があったりすると、コストダウンと在庫削減のトレードオフ(上記の例から)がある。

・棚卸の目的

在庫受払管理ができているなら、帳簿棚と実際棚のチェックであり、品質チェック棚卸減耗のチェック。できていない場合は、在庫数量を把握する方法として機能する。

・在庫金利、保管コスト

在庫が悪という理論は、製品や半製品は資産なので、相当額を銀行に預ければ金利が(理論上の話)発生する。さらにそれらを作るために借り入れがあれば、その分の支払金利もある。また保管コストもかかるというもの。

しかし、余ったスペースに保管するなら実質コストはかからないし、現状金利は低い。在庫はゼロにもできない。

ただし、不良在庫となってしまうことはリスク。

・仕訳

材料、仕掛品など勘定が変化しながら資産として評価される。
最終的には費用となる。

製品(資産)|
仕入(費用)|製品(資産)

減価償却

購入時に資産として計上し、毎年少しずつ費用にする。

無形)減価償却費(費用)|固定資産(資産)
直接固定資産をマイナスする。

有形)減価償却費(費用)|減価償却累計額(資産の評価勘定)
資産のマイナスを累積する。

引当金

資産のマイナス(資産の評価勘定)または負債勘定。
将来の費用を見越して費用を計上しておくこと。
実際に発生したタイミングで引当金戻入で収益とする。

引当金繰入(費用)|引当金(負債)
引当金(負債)  |引当金戻入(収益)

プロフィットセンターとコストセンター

あまり明確ではないが、一般的にプロフィットセンターは営業部門など、利益で評価される部門、コストセンターは利益がなく費用と品質で評価される部門。

部門の貢献度

失敗のリスクが高い(難易度が高い)部門の方が貢献度が高い。

作れば売れる時代での貢献度は、設計・製造の部門の方が大きいため、販売部門は貢献度が低かった。販売も子会社化する会社もあった。現在はモノあまりで販売が難しいため販売部門の貢献度が高くなった。

限界利益

売上高ー変動費=限界利益
限界利益の合計が固定費を超える点を損益分岐点という。

賃率

式)
労働賃率=直接作業者の賃金÷直接作業者の労働時間

・機械賃率

減価償却は間接経費なので、通常、販売価格などで配賦してしまうが、機械の比重が高い場合、機械賃率をだして直接労務費のように計算することもできる。

式)
機械賃率=設備原価償却費÷(総操業時間×稼働率)

例)
総操業時間:2000H
減価償却:20,000,000/年
稼働率:50%
機械賃率=20,000/H

2000×0.5=1000
20,000,000÷1000 = 20,000

稼働率100%の場合
2000×1=2000
20,000,000÷2000 = 10,000

分かりやすい様にと操業度を100%で計算してしまうと、現実で機械稼働率が下がり原価が上がるので、実際より原価を安く算出してしまう。

投入量と処理速度

待ち行列理論
ρ(平均利用率)=λ(平均到着率)/μ(平均サービス率)
待ち時間 = ρ/(1-ρ)

例)
来店は10分間隔
サービス提供は8分

0.8=(1/10)/(1/8)
4=0.8/(1-0.8)
4*8=32分が待ち時間

ρが1に近づくと(稼働率があがると)待ち時間が増加する。

運転資金

債権(売掛金,受取手形) + 在庫 – 債務(買掛金,支払手形)

例)
100 + 10 – 100 = 10
100 + 10 – 90 = 20

・債権+在庫:お金がまだ手元にない状態
・債務:お金がまだ手元にある状態

なので、債権+在庫の110という金額に対して、債務+運転資金でバランスさせると考えるとわかりやすい。

債権+在庫の金額と債務の金額の開きが大きいことを、立替の金額が大きいと考え、原価が低いととらえない点に注意。(将来110入ってくるので、それまで110をどういう状態でカバーするか、100は支払が猶予されているので10必要というような感じ)

現在価値

年利7%で一年後の40万の価値は、
400,000 / 1.07 = 373,832

予算

固定費、変動費、損益分岐点にて売上目標を計画する。
売上目標に対して必要となる貸借対照表、損益計算書の状態を計画する。

損益分岐点

固定費 / ( 1 – 変動費用/売上高 )

例)
売上高 80
変動費 25
固定費 40

変動費率 (売上高に対する変動費の割)
25 / 80 = 0.3125

限界利益率
1 - 変動費率 = 0.6875

固定費を限界利益率で割る(固定費/限界利益率=損益分岐点売上高)
40 / 0.6875 = 58.18

売上高 58.2
変動費 18.2
固定費 40

変動費は売上高に応じて変化する。利益が固定費をカバーできる最低限の売上高。

手形

割引は銀行側では貸付となる。(不渡りリスクは残る)

1億の手形を金利5%で30日割り引いた場合。

割引手数料
100,000,000 * 0.05 * (30/365) = 410,958円

企業手取額
100,000,000 – 410,958 = 99,589,042円

サイト計算は30日。
例えば、120日 = 4ヶ月。130日なら、4ヶ月+10日なので、20日締め末払い等。

為替

外貨取引が発生すると、どちらの通貨建てであってもどこかで必ず通貨交換を行われているので、通貨の建ては、どちらの通貨側が為替変動のリスクを負うかという話。例えば、円建てなら円にリスクはないと考えられる。

一般的にはドル建てだが、条件によって他のメジャー通貨建ての取引も少なくない。

外貨で支払いを受取る場合、そのタイミングで日本円にすれば同時に両替が行われるし、そのまま外貨で受取ることもできる。

外貨を保有すると運用を外貨で行うので、円と外貨の金利差(スワップ)が受け取れる。そのかわり為替変動のリスクがある。

帳簿に関しては、外貨取引は取引日、外貨資産については決算時のレートで評価する。

消費税

預かった消費税 – 支払った消費税 = 納付税額

ファイナンスリース

リース満期前に解約損害金を契約するような、所有権は持たないが、実質的に購入しているようなもの。
メリットとして、初期費用の軽減。資産の圧縮。費用の平準化(減価償却より長い期間のリース等)

仕切値・卸値

業界によって慣習があるのでこれは基本。

製造元 → 卸売店 = 仕切値
卸売店 → 小売店 = 卸値
小売店 → 消費者 = 小売価格

卸売店がない場合もあり、卸値/仕切値が同義の場合も多い。そういう場合製造元から小売店までの流通過程での価格を仕切値/卸値と表現する。

ただ、あくまで定価があるときの表現であり、定価*掛率が仕切価格と表現されることが多い。

現在、業種や人によって使い方が様々で使わないほうがいい表現。例えば、社内的に製造部門から販売部門への価格を仕切値といったりもする。

合併

資産、負債を時価で受け入れ、対価を払う。(現預金、株式)
一致しない貸借はのれんで処理する。
対価は貸方に入り最終的に、
・貸方の方が大きくなる場合、のれんは(固定資産)
・借方の方が大きくなる場合、負ののれん(収益)

時価で受けいれる場合、パーチェス法。
資産の商品は仕入にする。
債権債務がある場合、相殺処理する。

会計年度

日本は期の始まりの年月が属する年で年度を呼ぶことが多い。
例えば、2021年4月~2022年3月であれば、2018年度。

アメリカは締めの年月が属する年で年度を呼ぶことが多い。
2021年4月~2022年3月であればFY 2022となる。
(多くの会社では1月~12月を会計年度としているので気づきづらい)

決算書

・自己資本比率

純資産(自己資本) / 負債+純資産(総資本)
(自己資本:資本金と資本剰余金、利益剰余金)

簡単に考えると、BSの右側の上下(他人資本、自己資本)の割合というだけ。

・実質長期債務

売掛 400
在庫 600
固定資産 500
= 1500

買掛 200
借入 600

純資産 700
= 1500

正常運転資金:
売掛+在庫-買掛 / 400 + 600 – 200 = 800
(貰う予定-払う予定)

実質長期借入:
1.借入 – 正常運転資金 / 600 – 800 = -200
2.固定資産 – 純資産 / 500 – 700 = -200

・借入

短期借入は運転資金として常に存在していることが多い。
長期借入は固定資産購入のための借入と考えられ、当期純利益がないと返済できないと見られる。

借入の返済原資 = 税引き後純利益+減価償却
(減価償却費は先に支出を済ませていてその分現金があると考える)

・流動資産、負債

換金性が高いのは売掛金と現預金。
それに対して、買掛金と1年以内返済予定返済金なので
これらを比較。

・純資産

資本金
資本剰余金
 ├ 資本準備金
 └ その他資本剰余金
利益剰余金
 ├ 利益準備金
 └ その他利益剰余金
  └ 任意積立金(○○積立金)
  └ 繰越利益剰余金
自己株式

・資本金:
株主から払い込まれた金額の合計。
・資本準備金:
株主から払い込まれた金額のうち資本金にしなかった金額の合計。(株主から払い込まれた金額の1/2を超えない額を準備金とすることが可能)
・その他資本剰余金:
資本取引で生じる剰余金。配当原資にできる。
・利益準備金:
配当する場合に配当金額の1/10を利益準備金として積み立てることが義務(資本準備金+利益準備金が資本金の1/4になるまで)
・任意積立金:
会社が独自の判断で積み立てられる積立金。
・繰越利益剰余金:
会社の過年の利益の累積に当期の利益を加算した金額。

・出資
出資があると、資本金と資本準備金に振り替える。

・利益
利益がでると先ず繰越利益剰余金に入る。
配当を出す場合、繰越利益剰余金から未払配当+利益準備金に振り替える。そこから未払配当を預金などに振り替える。
任意積立をする場合、繰越利益剰余金から○○積立金に振り替える。

ファイナンス

・種類
銀行借入、社債発行:デットファイナンス
株式発行:エクイティファイナンス
資産売却(セール・アンド・リースバックや、証券化など):アセットファイナンス

・利益の蓄積でも株式の調達でも同じく自己資本が厚くなる。
・返済の優先度では債権者>株主、リターンは株主>債権者
・一度株主になってもらうと辞めさせられないので、シード期でも数百万で数%に抑える。
・Exit時の条件をフェアにするため残余財産の付いた優先株式を利用する。
・単元による議決権の違いを利用したDual Classが存在する。

・デットの梯子効果(レバレッジ)
通常の融資で言うと、運転資金と固定資産購入での固定資産購入と考えると分かりやすい。

・LBO
買収される側に資金を調達させるファイナンス。
買収する側はノンリコース。(遡及できない)買収用に設立された中間会社と買収される側のみ返済義務を負う。銀行側はその代わり高めの金利を設定する。

システム・設備投資について

・設備投資をする必要性
投資をしないと長期的に競争力が低下する。
(償却負担、金利負担があるので、投資をしないほうが目先の利益は増える)

競争力向上とは

売上増加
└品種拡大
└品質向上
└納期短縮
コストダウン
└作業性向上(時間短縮)
└情報共有
継続性確保
└セキュリティパッチの配布停止
└保守部品の生産停止
└データフォーマット互換性確保

など。このような効果が見込めない場合、無駄になる。

・属人化排除について
優秀な人は属人化する。
(例えば属人化しない仕組みを作り上げること自体、普通の人はできない)
属人化排除より、優秀な人を確保することが優先。

自社の情報

自社(業種によってクライアント)の情報は最低限把握しておく。

創業者:
創業年度:
沿革(過去の大きな出来事の年度):
現在の代表者・役員:
決算月:
決算売上規模:
月・クォーターごとの売上規模のばらつき:
部門ごとの売上比率:
資産、負債、純資産:
従業員数:
競合会社:
競合製品:
自社の課題:
自社の強み:
製品の課題:
製品の強み:
月平均の新規契約数:
(サービスの場合)現在契約中の顧客数:
月単位で販売した得意先数:
月単位で販売した商品数:
月単位で仕入れた仕入先数:
月単位で仕入れた商品数:
(上場の場合)株主構成:

CodeIgniterでホームページの骨格作成2

DB使わずにファイルで管理するタイプ。頻繁に更新するようなら、サブメニューは自動でファイルを読み込んで自動で生成した方が楽になりそう。

CSSだけRewrite除外する。

コントローラ(今回のクラス名は適当)

ビュー

1.php

2.php

header.php

footer.php

CodeIgniterでホームページの骨格作成

実験として記事をSQLiteで取り出すタイプ。記事を作成してSQLiteに登録するのは面倒で、
実際に運用する場合、記事はファイルとした方が楽そう。

コントローラ

モデル

ビュー

CodeIgniter + SQLite + mod_rewriteの使い方メモ

SQLiteメモ

DBへの作成、接続
sqlite3 xxx

情報確認
.schema

終了
.exit

指定できる型
TEXT
NUMERIC
INTEGER
REAL
NONE

キーワード

PRIMARY KEY、ROWID、AUTOINCREMENT

INTEGER PRIMARY KEYと設定しても自動で増加するが、以前使った値を再度使う。
INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENTとすると、以前の値を使わない。

create table xxx (id integer primary key autoincrement)
のような感じ。

NOT NULL、UNIQUE、DEFAULT、CHECK

テーブルの作成、削除は標準
create,drop等。

例)
create table news (
id integer not null primary key autoincrement,
title text not null,
slug text not null,
text text not null
);

xampp+SQLiteでの設定

php.iniの以下コメント外す
extension=php_sqlite3.dll

application\config\database.php
の以下を修正

‘database’ => APPPATH.’sqlite/db’,
‘dbdriver’ => ‘sqlite3’,

SQLiteのみ別記事へ

CodeIgniterの使い方(ユーザガイド参考)

コントローラ

application/controllers/pages.php
コントローラクラス名とファイル名が同じ。

ルーティングはこのような感じ。
/コントローラクラス/コントローラクラスメソッド/引数
例)
http://localhost/c/index.php/pages/view/news

定義はこのような感じ
class Pages extends CI_Controller {
public function view($page = ‘home’){}
}

CI_Controllerを継承しているので、
system/core/Controller.php
を利用できる。

テンプレート

application/views/templates/header.php

以下のような感じ。
<html>
<head>
<title>CodeIgniter Tutorial</title>
</head>
<body>
<h1><?php echo $title; ?></h1>

静的なページ

application/views/pages/
home.phpやabout.php等作成。

コントローラからの呼び出し

public function view($page = ‘home’)
{
if ( ! file_exists(APPPATH.’views/pages/’.$page.’.php’))
{
show_404();
}
$data[‘title’] = ucfirst($page); // 頭文字を大文字に
$this->load->view(‘templates/header’, $data);
$this->load->view(‘pages/’.$page, $data);
$this->load->view(‘templates/footer’, $data);
}

モデルの作成

application\models
News_model.phpを作成し、以下を記述

<?php
class News_model extends CI_Model {
public function __construct()
{
  $this->load->database();
}
public function get_news($slug = FALSE)

{
if ($slug === FALSE)
{
$query = $this->db->get(‘news’);
return $query->result_array();
}
$query = $this->db->get_where(‘news’, array(‘slug’ => $slug));
return $query->row_array();
}
}

モデルを呼び出すためのコントローラ

<?php
class News extends CI_Controller {
public function __construct()
{
parent::__construct();
$this->load->model(‘news_model’); //モデルのロード
$this->load->helper(‘url_helper’);
}
public function index()
{
$data[‘news’] = $this->news_model->get_news();
//モデル->モデルメソッド
}
public function view($slug = NULL)
{
$data[‘news_item’] = $this->news_model->get_news($slug);
}
}

変数

コントロール内の$data[‘title’]のビュー内の$title

ルーティング

application/config/routes.php

$route[‘default_controller’] = ‘pages/view’;
default_controllerはURIに何もない場合、
コントローラ/メソッドになるがメソッドを省略するとindexを呼ぶ。

$route[‘(:any)’] = ‘news/$1’;
//このルーティングを使うと、
//http://localhost/c/index.php/create
//とアクセスすると、
//http://localhost/c/index.php/news/create
//実際は上記にアクセスしたことになる。

index.phpを消す。

httpd.confのmod_rewriteが有効かどうか確認。(通常有効)

ルートに.htaccessを作成。(localhost/c/.htaccess)

RewriteEngine on
RewriteCond $1 !^(index\.php|images|robots\.txt)
RewriteRule ^(.*)$ /c/index.php/$1 [L]
と記述。

.htaccess(mod_rewrite)について

RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule ^(.*)$ index.php/$1 [L]

RewriteCondは
RewriteRuleを実行するための条件。IF文のようなもの。

以下記述例。

RewriteCond %変数名(テスト文字列) 条件パターン(正規表現) [フラグ]
RewriteRule ここにRewriteRuleのURL書換&転送設定を記述

フラグは何も記述しないとANDで、ORの場合[OR]と記述。
[OR]を使わずに空白行を入れてもOR扱い。
[NC]と記述すると大文字/小文字の区別をしない。
ふたつ同時の場合。[OR,NC]

WordPress等のmod_rewrite

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /

# Rewrite処理後にベースとなるURL
# 記述がないとhtaccessの設置ディレクトリが選択
# RewriteRuleが相対パスのみ適用される。

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f

# %{REQUEST_FILENAME} が !-f だったという条件式。
# ! と -f であり、
# -f はファイルかどうか。! は真偽の反転。

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d

# -d はディレクトリかどうか

RewriteRule . /index.php [L]

# URLが(.)だったら、/index.phpを参照。
# 全てのアクセスが/index.phpを参照ということ。
# [L]は最後という意味。

</IfModule>

フラグは
[NC] 大小区別無し
[R] リダイレクト
[R=301] リダイレクト

簿記 本社工場会計

製造活動に関する勘定は通常本社だが、規模等により、
工場の会計を独立させること。

勘定範囲

本支店会計は本店支店ともにすべての勘定を使ったが、
本社工場会計は、本社から工場に移した勘定は本社では使わない。

製造に係る、材料、労務費、経費、仕掛品等を工場の帳簿に移す。
但し、製品は売るのが本社なので、工場か本社にある。(指示がある)

本社工場間取引

本社または工場だけの取引の場合、通常通りの仕訳。
問題は本社と工場にまたがる取引。

本社または工場だけの取引の場合、それぞれの帳簿だけに仕訳。
本社と工場にまたがる取引は両方で仕訳をおこなう。

例)
工員の賃金を本社で払う場合。現金は本社、賃金は工場に移して場合。

(本社)
工場元帳 100 | 現金   100

(工場)
賃金   100 | 本社元帳 100

ちなみに移してない場合

仕訳)
賃金   100 | 現金   100

例)
材料、賃金、製造間接費、仕掛品、製品、本社元帳が工場に移動。

本社で材料100購入、工場の倉庫で受入。

先ず帳簿が独立していない場合を考える。

仕訳)
材料 100 | 買掛金 100

工場)
材料   100 | 本社元帳 100

本社)
工場元帳 100 |  買掛金 100

例)
工場で材料100消費。直接80、間接20。

工場)
仕掛品   80 | 材料 100
製造間接費 20 |

例)
工場で労働力200消費、直接140、間接60

工場)
仕掛品  140 | 賃金 200
製造間接費 60 |

例)
製品300が完成した。

工場)
製品 300 | 仕掛品 300

上記を500で掛け販売した。

独立していない場合を考える。

仕訳)
売掛金  500 | 売上 500
売上原価 300 | 製品 300

本社)
売掛金  500 | 売上   500
売上原価 300 | 工場元帳 300

工場)
本社元帳 300 | 製品   300

簿記 直接(部分)原価計算

ここまでの学習は全部原価計算。

全部原価計算
├個別原価計算
├総合原価計算
└標準原価計算
それに対するのが、直接原価計算。(部分原価計算)

変動費と固定費に分ける。
変動費のみで変動製造原価を計算する。
固定製造原価は全て発生期間の費用とする。(固定は売れなくても原価となる)

損益計算書での違い

全部原価計算では、
売上高
△売上原価
=売上総利益
△販売費及び一般管理費
=営業利益

となるが、直接原価計算での損益計算書では下記となる。
売上から先ず変動費を全て引いて限界利益をだし、そこから固定費を全て引いて営業利益となる。

売上高
△変動売上原価
=変動製造マージン
△変動販売費
=貢献利益(限界利益)
△固定製造原価
△固定販売費及び一般管理費
=営業利益

勘定連絡での違い

変動製造原価は仕掛品勘定へ振替えるが、固定製造原価はそのまま損益勘定へ振替える
固定製造原価は期間原価になると考える。

損益計算書作成

例)
・売上高 150000(500*300)
・製造原価:直接材料費:変動費 24000(60*400)
・製造原価:直接労務費:変動費 16000(40*400)
・製造原価:製造間接費:変動費 20000(50*400)
・製造原価:製造間接費:固定費 36000(総額)
・販売費:変動費   7500(25*300)
・販売費:固定費   15000(総額)
・一般管理費:固定費 9000(総額)

実績データ
・仕掛品:期首 0
・仕掛品:投入 400
・仕掛品:期末 0
・仕掛品:完成 400
・製品:期首  0
・製品:投入  (仕掛品完成イコール)
・製品:期末  100
・製品:販売  300

全部原価計算

損益計算書
・売上高        150000
・売上原価       72000
・売上総利益      78000
・販売費及び一般管理費 31500
・営業利益       46500

直接原価計算

損益計算書
・売上高        150000
・変動売上原価     45000
・変動製造マージン    105000
・変動販売費      7500
・貢献利益       97500
<固定費>
・固定製造原価     36000
・固定販売費
及び一般管理費     24000 60000
・営業利益            37500

固定費調整

直接原価計算では固定製造原価は全額期間費用となる。
全部原価計算では当期に販売された分だけ費用となる。

期末に仕掛品や製品の仕掛品(全部売れなかった)がある場合、
直接原価計算は原価が多くなり利益が少なくなる。

期首に仕掛品がある場合、
直接原価計算は原価が少なくなり利益が多くなる。

営業利益を直接原価計算、全部原価計算で一致させることを固定費調整といい、
全部の利益 = 直接の利益+期末の仕掛固定-期首の仕掛固定

損益計算書
・売上高        150000
・変動売上原価     45000
・変動製造マージン    105000
・変動販売費      7500
・貢献利益       97500
<固定費>
・固定製造原価     36000
・固定販売費
及び一般管理費     24000 60000
・営業利益            37500
<固定費調整>
+期末製品に含まれる固定製造原価 9000
-期首製品に含まれる固定製造原価 0
・全部原価計算方式の営業利益   46500

短期利益計画・CVP分析

次年度の利益の計画のこと。
この計算のためには直接原価計算が必要で、そもそも
直接原価計算は利益計画に有効な方法。

売上ー変動費=貢献利益
売上=変動費+貢献利益
変動費率+貢献利益率=1

つまり変動費率が分かれば売上に対して貢献利益が分かる。

CVP分析

・損益分岐点売上高
・目標営業利益達成する売上高
・目標営業利益率を達成する売上高
・安全余裕率(予想売上高 ー 損益分岐売上高 ÷ 予想売上高)
などが求められる。

損益分岐点とは、営業利益がゼロの点。(利益の合計が固定費と同じになるだけの売上)

例)
次年度 予想売上高 150000 (500*300)
次年度 予想原価
変動費
・直接材料費 30000 (100*300)
・直接労務費 24000 (80*300)
・製造間接費 27000 (90*300)
・販売費   9000 (30*300)
固定費
・製造間接費 26000
・販売費   14000

1.損益分岐点売上高・販売数量。
2.目標営業利益100000に必要な売上高、販売量。
3.目標営業利益率15%に必要な売上高、販売量。
4.安全余裕率
以上を求める。

先ず、簡易のPLを出す。

売上高  150000 : S
△変動費 90000 : 0.6 * S
貢献利益 60000 : 0.4 * S
△固定費 40000
営業利益 0.4Sー40000

1)
損益分岐点は
0.4Sー40000=0
0.4S=+40000
S=40000÷0.4
S=100000
損益分岐点売上高=100000
100000÷500=200
販売数量=200

2)
0.4Sー40000=100000
0.4S=100000+40000
S=140000÷0.4
S=350000
35000÷500=700

3)
0.4S-40000=0.15S
0.4S-0.15S=40000
0.25S=40000÷0.25S
S=160000
160000÷500=320

4)
(150000ー100000)÷150000=33.33%

原価の固変分解

利益計画のために直接原価計算+CVP分析が必要。
そのためまず原価を変動費と固定費に分ける必要があり、これを個変分解と言う。

費目別精査法
一つひとつ分解していく。

高低点法

例) 月 | 原価 | 生産量
1月 2590 14個 低点
2月 2700 16個
3月 2975 20個
4月 3025 21個
5月 3160 24個
6月 3550 30個 高点

(3550ー2590) ÷ (30ー14) = 960 ÷ 16
これは、16個生産量が増えたら、原価が960増えたということ。
960÷16=60
変動しているの、これが1つあたりの変動費60。

高点の6月で、30*60=1800が変動費。
同じ6月の原価3550-1800=1750が固定費。

 

VBA 塗りつぶし&パターンを指定セル数分移動