総勘定元帳の金額を集計する表。
大きく3つ。合計残高試算表、合計試算表、残高試算表がある。
合計残高試算表
例)
合計試算表と諸取引にもとづき、合計残高試算表を作成。
売掛金明細票、買掛金明細票を作成する。
(明細票の指示がある場合仕訳に相手先名を記入しておく)
25時点で、1500-300で1200の売掛金残がある。
C = 400+400+300ー200 = 900 (25の400足すことに注意)
D = 800+500+200ー300 = 1200 (25の800足すことに注意)
A = 200+400ー300 = 300 (貸借逆に注意)
B = 150+500ー200ー150 = 300
合計試算表
各勘定の合計を集計する。
月中取引高がある場合、無い場合がある。
月中取引高が無い場合、合計残高試算表の合計部分だけを作るのと同じ。
取引毎にまとめた資料が与えられる場合もある。
仕訳の借方、貸方がそれぞれ1行ずつ(2行)になっている場合もあるので注意。
例)
月中の取引
・商品の仕入
小切仕入 300
掛仕入 500 (返品50)
・当座預金の増減
売掛金回収 600
買掛金支払 70
給料支払 300
小切手仕入 300
・商品の売上
現金売上 800
掛売上 1000
・現金増減
利息支払 50
家賃受取 70
現金売上 800
以下のように仕訳を行う。
仕訳)
仕入 300 | 当座預金 300
仕入 500 | 買掛金 500
買掛金 50 | 仕入 50
現金 800 | 売上 800
売掛金 1000 | 売上 1000
当座預金 600 | 売掛金 600
買掛金 70 | 当座預金 70
給料 300 | 当座預金 300
支払利息 50 | 現金 50
現金 70 | 受取家賃 70
( )で抜かれる勘定科目もあるので注意。
残高試算表と合計試算表の間違いに注意。