Windows(サーバー)
公式サイトのSoftEther VPNのダウンロードから、
・ダウンロードするソフトウェア:SoftEther VPN(Freeware)
・コンポーネントを選択:SoftEther VPN Server
・プラットフォームを選択:Windows
・CPUを選択:Intel(x86 and x64)
・SoftEther VPN Server and VPN Bridge (Ver xxx, Build xxx, rtm)
をダウンロード、インストール。
・最初の選択画面でSoftEther VPN Serverを選択。
(管理ツールも一緒インストールされる)
・管理者パスワードを設定する。
(ユーザーのパスワードとは別なので注意)
・リモートアクセス VPN サーバーを選択する。
・仮想HUB名を設定する。(VPNから特に変更の必要なし)
・ユーザーを作成する。
途中からダイナミックDNSを有効にする場合、
サーバー管理マネージャ>接続>Config編集>
DDnsClient>bool Disabled
をfalseにする。
Windows(クライアント)
公式サイトのSoftEther VPNのダウンロードから、
・ダウンロードするソフトウェア:SoftEther VPN(Freeware)
・コンポーネントを選択:SoftEther VPN Client
・プラットフォームを選択:Windows
・CPUを選択:Intel(x86 and x64)
・SoftEther VPN Client (Ver xxx, Build xxx, rtm)
をダウンロード、インストール。
・最初の選択画面でSoftEther VPN Clientを選択。
(管理ツールも一緒インストールされる)
1.新しい接続設定の作成
を実行し仮想LANカードを作成する。
2.仮想LANカードにIPを設定する。
現在利用しているのとは別ネットワークで、設定はIPアドレスとサブネットマスクだけでOK。例えば現在のネットワークが192.168.1.xだったら、仮想LANカードには192.168.2.xというように。
3.新しい接続設定の作成
を実行する。
・接続設定名:
適当に入力する。
ホスト名:
サーバーがあるLANのグローバルIP/サーバーのローカルIPというように記入する。
・ポート、ユーザー名、パスワード:
サーバーで設定した値を入力する。
・高度な通信設定:
コネクションを8本に変更する。
半二重モードを使用するにチェックする。
VPN Serverとの間の通信をSSLで暗号化するにチェックする。
再接続間隔:60秒
・サーバー証明書を必ず検証する:
をチェックする。
初回のみ、
固有証明書の登録をクリック>ファイルから証明書を読み込む
にて登録。
(ファイル実体は削除しても大丈夫)
証明書の書き出しは
サーバー管理マネージャ>接続>暗号化と通信関係の設定>エクスポート
PKCS#12にてエクスポート。
作成した接続設定の右クリックから、スタートアップ接続を指定する。
Ubuntu(サーバー)
ここではUbuntuにSambaを入れ共有フォルダにWindowsのクライアントからアクセスしてみる。
CPUを調べる
cat /proc/cpuinfo
bitを調べる
uname -a
ダウンロード
wget https://jp.softether-download.com/files/softether/v4.34-9745-rtm-2020.04.05-tree/Linux/SoftEther_VPN_Server/64bit_-_Intel_x64_or_AMD64/softether-vpnserver-v4.34-9745-rtm-2020.04.05-linux-x64-64bit.tar.gz
インストール
tar -zxvf softether-vpnserver-v …
cd vpnserver
make
エラーがでる場合、
sudo apt-get update
sudo apt-get install make
sudo apt-get install gcc
sudo apt-get install binutils
とするか、
sudo apt-get install build-essential
(yum groupinstall “Development Tools”)
あたりを実行。
パーミション
インストールフォルダにて
chmod 600 *
chmod 700 vpncmd
chmod 700 vpnserver
・サービス登録
インストールフォルダに
startup.sh※文末
を作成し以下を書き込み。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
#!/bin/bash for i in {1..5} do sleep 1 ip tuntap | grep -q "tap_vpnserver" if [ $? == 0 ]; then ifconfig tap_vpnserver 192.168.13.1 break; fi done |
vim /etc/systemd/system/vpnserver.service
以下、書き込み。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
[Service] Type=forking ExecStart=/xxx/vpnserver/vpnserver start ExecStartPost=/xxx/vpnserver/startup.sh ExecStop=/xxx/vpnserver/vpnserver stop [Install] WantedBy=multi-user.target |
起動
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl start vpnserver
終了
sudo systemctl stop vpnserver
自動起動する場合
sudo systemctl enable vpnserver
管理者パスワード設定
インストールフォルダにて
./vpncmd
Select 1, 2 or 3: 1
Hostname of IP Address of Destination: localhost
Specify Virtual Hub Name: 空白
VPN Server>ServerPasswordSet
とりあえず123123abcのような簡単なパスワードにしておく。
VPN Server>exit
ポート開放
sudo ufw allow 5555/tcp
(firewall-cmd –add-port=5555/tcp –zone=public –permanent)
・Windowsのサーバー管理マネージャで作業。
起動画面にて、新しい接続設定を実行
・接続設定名:ConoHa(CentOS)
・ホスト名:IPアドレス
・ポート番号:5555
・管理パスワード:123123abc
接続すると初回接続時のみ簡易セットアップダイアログが開く。
・リモートアクセスVPNサーバー
をチェックし次へ
・仮想HUB名:VPN(そのまま)
と入力しOK。
・ダイナミックDNS機能
はそのまま変更なし。
・IPsec/L2TP/EtherIP/L2TPv3サーバー機能の設定
はチェック無し(そのまま)でOK。
・VPN Azureクラウド
VPN Azureを無効にする
をチェックしOK。
1.ユーザーを作成する
をクリックし、ユーザー名とパスワードを入力してOK。
3.ローカルブリッジの設定
ではブリッジの設定しない。
閉じる。
簡易セットアップダイアログここまで。
ここからサーバー管理マネージャの通常画面で作業。
・リスナーポートを5555以外削除
・暗号化と通信関係の設定>管理者パスワードの変更
・ローカルブリッジ設定
仮想HUBでVPNを選択する。
新しいtapデバイスとのブリッジ接続をチェックし、
vpnserver
と入力しローカルブリッジを追加を実行。
Windowsのクライアント接続マネージャで作業。
・新規仮想LANカードの作成
を実行。名前はそのままでOK。
Microsoft ネットワーク用クライアント
Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有
インターネットプロトコル4(TCP/IPv4)
のみ残し、IPアドレスを
192.168.13.2 / 255.255.255.0
としておく。
・接続設定の新規作成
接続名:ConoHa(CentOS)
ホスト名:IPアドレス
ポート番号:5555
仮想HUB名:VPN
使用するLANカード:作成したLANカード
ユーザー認証:サーバー管理マネージャで作成した値
その他の部分は、上記のWindows(クライアント)の部分を参考。
sambaのインストール
ポート開放
sudo ufw allow from 192.168.12.2 to any app samba
これで、VPS上のsambaのフォルダにアクセスできる。
Ubuntu(サーバー) アップデート
サービス停止
sudo systemctl stop vpnserver
バックアップ
mv vpnserver vpnserver20230117
ダウンロード
wget https://github.com/SoftEtherVPN/SoftEtherVPN_Stable/releases/download/v4.41-9782-beta/softether-vpnserver-v4.41-9782-beta-2022.11.17-linux-x64-64bit.tar.gz
インストール
tar -zxvf softether-vpnserver-v …
rm softether-vpnserver-v …
cd vpnserver
make
パーミッション
chmod 600 *
chmod 700 vpncmd
chmod 700 vpnserver
設定ファイルコピー
sudo cp /home/ubuntu/vpnserver20230117/vpn_server.config /home/ubuntu/vpnserver/
sudo cp /home/ubuntu/vpnserver20230117/startup.sh /home/ubuntu/vpnserver/
起動
sudo systemctl start vpnserver
startup.sh補足
・for 変数 in リスト
do 処理
done
・ip tuntap
tuntapデバイス一覧
・tuntap
仮想ネットワークデバイス。
ハードウェアではなくプログラムにデータを渡す。
・grep -q
標準出力しない
・$?
直前コマンドの結果
0:成功
1:失敗(1以外もある)
・ifconfig インタフェース IPアドレス
インタフェースにIPアドレスを割り当てる。
・ExecStartPost
ExecStartが正常終了した場合実行される。