Windows Explorer 設定

アップデート事に環境を調整するのが面倒なのでデフォルト基本
・登録されている拡張子は表示しない
・保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない
だけ外す。

・リセットは、
プロパティ>カスタマイズ>フォルダの種類選ぶ
オプション>表示>フォルダをリセット>フォルダに適用

●オプション>表示>ナビゲーションウィンドウ

・すべてのフォルダを表示
・開いているフォルダまで展開
の2つにチェック。

●オプション>表示>ファイルおよびフォルダー

・隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する
・別のプロセスでフォルダーウィンドウを開く
チェックする。

・フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
・フォルダーのヒントにファイルサイズを表示する
・プレビューウィンドウでプレビューのハンドラーを表示する
・登録されている拡張子は表示しない
・保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない
・同期プロバイダーの通知を表示する
チェックを外す。

●表示を同じ種類のフォルダに適用

オプション>表示>フォルダーに適用
詳細表示(名前、作成日時、更新日時、アクセス日時、サイズ、属性)
として設定。

●フォルダの種類

フォルダ右クリック>カスタマイズ
から確認できる。
・全般
・ドキュメント
・ピクチャ
・ミュージック
・ビデオ
が存在する。

●フォルダ・ファイルが更新されるタイミング

・作成日時
作成
コピー

・更新日時
作成
保存

・アクセス日時
作成
移動
コピー
保存

●マイコンピュータ以下のミュージックやピクチャなど削除

HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Explorer>MyComputer>NameSpace
以下を消す。

3Dオブジェクト:{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A}
ダウンロード:{088e3905-0323-4b02-9826-5d99428e115f}
ダウンロード:{374DE290-123F-4565-9164-39C4925E467B}
ピクチャ:{24ad3ad4-a569-4530-98e1-ab02f9417aa8}
ピクチャ:{3ADD1653-EB32-4cb0-BBD7-DFA0ABB5ACCA}
ミュージック:{3dfdf296-dbec-4fb4-81d1-6a3438bcf4de}
ミュージック:{1CF1260C-4DD0-4ebb-811F-33C572699FDE}
ドキュメント:{d3162b92-9365-467a-956b-92703aca08af}
ドキュメント:{A8CDFF1C-4878-43be-B5FD-F8091C1C60D0}
ビデオ:{f86fa3ab-70d2-4fc7-9c99-fcbf05467f3a}
ビデオ:{A0953C92-50DC-43bf-BE83-3742FED03C9C}
デスクトップ:{B4BFCC3A-DB2C-424C-B029-7FE99A87C641}

●OneDrive、Creative Cloud Files、Dropbox非表示

HKEY_CURRENT_USER>Software>Classes>CLSID>
以下を修正。

OneDrive:{018D5C66-4533-4307-9B53-224DE2ED1FE6}
Creative Cloud Files:{0E270DAA-1BE6-48F2-AC49-4D4FA7552B34}
Dropbox:{E31EA727-12ED-4702-820C-4B6445F28E1A}

System.IsPinnedToNameSpaceTree
を0へ

・Regファイルの場合

ここでは、Creative Cloud FilesとOneDrive(Personal+Business)を非表示にしている。

●CLSID調べ方①

Explorerで開いてアドレスバーから右クリック>住所をコピー

●CLSID調べ方②

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
以下にあるCLSIDがどこを指しているか確認する場合、
shell:::{}
ファイル名を指定して実行すれば確認できる。

●AutoHotkey 自分用ホームフォルダ作成

Runで対象フォルダを指定する。
sc07B & e::Run “G:\Dropbox\Home”

対象フォルダの中で特殊フォルダのショートカットを作成する場合
explorer shell:MyComputerFolder
explorer shell:::{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}

●Explorer(PC)からScanSnap Folderを削除

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\MyComputer\NameSpace\
{591C1901-C0DA-4776-8450-F9806F6E9687}
を適当にリネーム

レジストリ

・HKEY_CURRENT_USER(HKCU):ログインユーザの設定
・HKEY_LOCAL_MACHINE(HKLM):全ユーザの設定/規定の設定
・HKEY_CLASSES_ROOT(HKCR):コンピュータが使う設定
・HKEY_USERS:ユーザに関する設定
・HKEY_CURRENT_CONFIG:起動時に読み込まれる設定

上3つは似た設定が多く、通常、HKCUの方が優先される。
HKLMでは再起動が必要だが、HKCUではログオン/オフ(AutoHotkeyなど)

HKLMはなるべく変更しない。

HKCRは、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes
を合わせたもの。ここを直接編集する必要はない模様。

・右クリックメニューを消す場合

 

簿記 標準(総合)原価計算

個別原価計算、総合原価計算は実際原価計算の範囲。
予定計算も実際原価計算に含まれる計算方法。

標準原価計算は目標となる原価。
ただの概算予定ではなく、理想や統計などの根拠がある数字。

見積と標準原価の違い

見積は今現在の実力で計算する。売価設定に使ったり、リスクヘッジも考慮。
標準原価は目標となるため、原価を最小値で設定する。

実際原価計算との比較は必要。財務上では実際原価計算を利用する。
実際原価と比較するときは、「標準」ー「実際」となる。

原価標準の設定

期首に原価標準を決める。製品一つあたりの目標原価のことであり、
直接材料費、直接労務費、製造間接費のそれぞれ設定する。

直接材料 = 標準単価 × 標準消費量
直接労務 = 標準賃率 × 標準作業時間
製造間接費 = 標準配賦率 × 標準操業度

標準操業度とは配賦基準のことで直接作業時間など。

標準原価カードにまとめる。

直接材料費 125*8=1000
直接労務費 150*10=1500
製造間接費 250*10=2500
一個あたりの標準製造原価=5000
(一個あたり5000で作るのが目標。)

標準原価の計算

完成品原価

原価標準 × 完成品数量 = 完成品原価

月末仕掛品原価

原価標準 × 月末仕掛品数量 = 月末仕掛品原価
(直接労務費、製造間接費は加工費なので換算数量を使う)

例)
生産データ
・月初仕掛品 40(0.5)
・当月投入 240
・月末仕掛品 80(0.5)
・完成品 200

標準原価
・直接材料費 125×8=1000
・直接労務費 150×10=1500
・製造間接費 250×10=2500
・合計 5000

完成品原価 1000000
月末仕掛品原価 240000
月初仕掛品原価 120000

仕掛品勘定への記入

パーシャルプランとシングルプランがある。

仕掛品の当月投入以外は全て標準原価で記入し、
仕掛品の当月投入を標準原価にするか実際原価にするかの違い。

パーシャルプラン
当月投入を実際原価(原価差異は仕掛品勘定)

例)
生産データ
・月初仕掛品 40 (0.5)
・当月投入  240
・月末仕掛品 80 (0.5)
・完成品   200

標準原価
・直接材料費 125*8=1000
・直接労務費 150*10=1500
・製造間接費 250*10=2500
・合計 5000

・実際直接材料費 274320(127*2160)
・実際直接労務費 290400(165*1760)
・実際製造間接費 594000

仕掛品勘定への記入

仕訳)
前月繰越    標準 | 製品   標準
材料      実際 | 次月繰越 標準
賃金      実際 | 原価差異
製造間接費   実際 |

仕訳)
前月繰越  120000 | 製品   1000000
材料    274320 | 次月繰越 240000
賃金    290400 | 原価差異 38720
製造間接費 594000 |
_     1278720        1278720

シングルプラン

当月投入を標準原価で記入。仕掛品勘定は全て標準原価で記入。
原価差異は、材料勘定、賃金勘定、製造間接費勘定で計算される。

原価差異分析

パーシャルプランの場合、
原価差異を要素別(材料、労務、経費)に分ける必要がある。

標準原価と実際原価の差異は当月投入で発生するので、
当月投入で、標準と実際の金額を計算する。(加工費は労務費、製造間接費を別に計算する)

例)
前項と同じ内容。

直接材料費差異 240000 ー 274320 = ー34320
直接労務費差異 330000 ー 290400 = 39600
製造間接費差異 550000 ー 594000 = ー44000

直接材料費差異

直接材料費差異は、
価格差異と数量差異に分けられる。

直接労務費差異

直接労務費差異は、
賃率差異
時間差異
に分けられる。

製造間接費差異

製造間接費差異は、
・予算差異
・操業度差異
・能率差異(変動、固定)
に分けられる。

能率差異は、変動費能率差異と固定費能率差異に分ける場合もある。(ひじきで覚える)

例)

※操業度=作業時間

標準間接費
¥250/時間 × 10時間 = ¥2500

製造間接費の実際発生額
594000

実際直接作業時間
1760

製造間接費の予算
462500 (変動費率 100,固定費予算 277500)
※予算=基準

基準操業度
1850

生産データ
・月初仕掛品 40 (0.5)
・当月投入  240
・月末仕掛品 80 (0.5)
・完成品   200

 

Slypheedのメールをコマンドで作成

添付やアドレス等をバッチで設定して起動。あとFOR文のメモ有り。

ちょっと修正。変数にまとめた。
bodyの中で改行したかったけど、改行コードもダメだし、一旦保留。
あとconfigの設定も指定しないとダメだった。

相対パスのショートカットを作成

%windir%\System32\rundll32.exe url.dll,FileProtocolHandler “Sylpheed-3.5.1\sylpheed.exe”
として作業フォルダーを空白にする。

C# コントロール関係実験

C++ Win環境でコマンドラインから

C#のコンパイラはcscで、
C:\windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319
にある。

C++は何かと思うと、cl.exeで、
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\bin
にあるとのことなので、環境変数のパスに以下を加える。

その他の環境変数includeに以下を加える。
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\include

この段階だと、
corecrt.h
が無いとエラーがでる。

以下のパスもincludeに加える。
C:\Program Files\Windows Kits\10\Include\10.0.10240.0\ucrt

その他の環境変数libに以下を加える。
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\lib

この段階だと、
uuid.lib
が無いとエラーがでる。

環境変数libに以下を加える。
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Lib

この段階だと、
libucrt.lib
が無いとエラーがでる。

環境変数libに以下を加える。
C:\Program Files\Windows Kits\10\Lib\10.0.10240.0\ucrt\x86

コンパイルのコマンドは以下。
cl /EHsc test.cpp
とりあえずここまでで動いた。

実際この辺りの処理は
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\Tools\vsvars32.bat
で自動化されている。

Windows.h
が無い場合、以下をinclude環境変数に追加。
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Include

同時にLINK2019の未解決の外部シンボルのエラーがでる。
C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Lib\winv6.3\um\x86
をlibに追加して、コンパイル時、
cl /EHsc test.cpp user32.lib
とする。

とりあえず最初に以下をやってみる。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff381409(v=vs.85).aspx

VBA 生産高集計

以前作った生産高を集計するファイルにそのまま機能を追加。

エクセルの工程管理でガントチャートっぽく運用している場合、
罫線で表を作って、色で進捗を管理する組み合わせは面倒になりやすい。

罫線をオンオフできると管理が楽になる。

Bootstrap基礎

Gridシステムについて

containerクラスで囲うと余白ができる

全体の横幅12に分割すると考える。

先ず、rowクラスを作り、その中に
col-sm-12クラスのようにして追加いく。

col-sm-12のsmの部分は、該当px以下のときに適応される。
xs = auto
sm = 750px
md = 970px
lg = 1170px
が種類。

hidden-xs
visible-xs
のように該当サイズになると見せたり消したりもできる。

tableタグ

tableタグにtableクラスを付けるだけで見た目が変わる。
その他にも、tableクラスと合わせて
table-stripedクラス(色分)
table-borderedクラス(枠線)
table-hoverクラス(カーソル反応)
table-condensed(縮小)
などがある。

trタグではwarningクラスと付けると行に色が付く。

formタグ

先ずform-groupクラスで囲う。
その中にlabelタグとinputタグを入れる。
labeタグにはcontrol-labelクラスを付けて、
inputタグには、form-controlクラスを付ける。

buttonタグには、
btn btn-primaryクラス等を付ける。

formタグにform-inlineクラスを付けと横並び。

glyphiconsとボタン

<i class=”glyphicon glyphicon-book”></i>
のように使う。

btn btn-primaryクラス等でボタンとなる。

ボタンをグループ化スル場合、要素を
btn-groupクラスで囲う。

dropdown

ボタングループを作って、ボタンを入れて、そのボタンに、
dropdown-toggleクラスを付けのと、
data-toggle属性にdropdownを付ける。

メニューは、ulタグにdropdown-menuクラスを付ける。

<button class=”btn btn-primary dropdown-toggle” data-toggle=”dropdown” >
xxx <span class=”caret”></span>
</button>
<ul>
<li class=”dropdown-menu”>xxx</li>
</ul>
のような感じ。

最大幅を固定

@media(min-width:750px){.container{max-width:750px;}}
この場合750pxより大きい場合に適用。

グリッドのネスト

ネストさせる場合。
.row > .col > .row > .col
にする。

子になった方も12で分割される。

適当に実験

簿記 工業簿記財務諸表

製造原価報告書

製造原価報告書は、仕掛品勘定と対応している。
損益計算書の売上原価の内訳は製品勘定と対応している。

例)

直接材料
・月初有高 300
・当月仕入高 1200
・月末有高 250

賃金 直接工賃
・月初未払額 375
・当月支払額 1800
・月末未払額 325

賃金 間接工賃
・月初未払額 50
・当月支払額 450
・月末未払額 100

経費
・水道光熱費(測定額) 450
・保険料(支払額) 850
・減価償却費(月額) 1500

製造間接費実際配賦額 3300

仕掛品
・月初有高 3250
・月末有高 2350

製品
・月初有高 3800
・月末有高 3150

販管費 650

製造原価報告書

直接材料費
_月初材料棚卸高 300
_当月材料仕入高 1200
_合計      =1500
_月末材料棚卸高 ー250  =1250
直接労務費         1750
製造間接費
_間接高賃金   500
_水道光熱費   450
_保険料     850
_減価償却費   1500  =3300
当月総製造費用       6300
月初仕掛品棚卸高      3250
合計            =9550
月末仕掛品棚卸高      ー2350
当月製品製造原価      7200

損益計算書

売上高              15000
売上原価
_月初製品棚卸高   3800
_当月製品製造原価  7200
_合計        =11000
_月末製品棚卸高   3150   =7850
売上総利益            7150
販売費及び一般管理費       ー650
営業利益             6500

簿記 工程別、組別、等級別総合原価計算

工程別総合原価計算(累加法)

各工程毎に総合原価計算を行うこと。複数回総合原価計算を行うイメージ。

第一工程にて、
・月末仕掛品原価
・工程完了品原価
を計算する。そして、完了品原価を第二工程の始点に投入。

ここで、第一工程の完了品原価が前工程費と名前を変え、第二工程の直接材料となる。
この直接材料は始点投入なので完成品換算はしない。

例)
生産データ(第一工程)
・月初仕掛品 100 (0.2)
・当月投入 150
・月末仕掛品 50 (0.8)
・完成品 200

生産データ(第二工程)
・月初仕掛品 100 (0.4)
・当月投入 200
・月末仕掛品 80 (0.5)
・完成品 220

原価データ(第一工程) (材料|加工費)
・月初仕掛品 2670 | 540
・当月投入 4080 | 7260

原価データ(第二工程) (材料|加工費)
・月初仕掛品 6060 | 1725
・当月投入 ? | 7975

材料: 始点投入
第一工程: 平均法
第二工程: 先入先出法

半製品

半製品とは、工程と工程の間で、次工程に投入せず保管されたもの。半製品勘定。

例)
第一工程完了品200(@59.5)のうち、150は第二へ50は倉庫へ。

仕訳)
第二工程仕掛品 8925 | 第一工程仕掛品 11900
半製品 2975 |

組別総合原価計算

勘定連絡図

複数の製品を連続大量に生産

製品毎に集計できる費用、組直接費は製品毎に賦課し、製品毎に集計できない場合、組間接費として、各組に配賦する。

ポイントは組間接費を配賦基準によって当月投入に配賦すること。

例)

生産データ A組
・月初仕掛品 100(1/5)
・当月投入 150
・月末仕掛品 50(4/5)
・完成品 200
・運転時間 1000時間

生産データ B組
・月初仕掛品 20(3/4)
・当月投入 120
・月末仕掛品 40(1/2)
・完成品 100
・運転時間 400時間

原価データ A組
・月初仕掛品 直接材料費 2670
・月初仕掛品 加工費 540
・当月投入 直接材料費 4080
・当月投入 加工費 直接 2260

原価データ B組
・月初仕掛品 直接材料費 1800
・月初仕掛品 加工費 1600
・当月投入 直接材料費 9060
・当月投入 加工費 直接 4600

・組間接費 28000

・A組仕掛品 平均法
・B組仕掛品 先入先出法

等級別総合原価計算

同じ種類の製品で等級(大きさ、厚さ、重量などの種類)がある場合の原価計算。
(組別は別のモノ、等級別は同じモノ)

等価係数
数量で按分ができないため、原価の負担割合に利用し基準を1とする。

流れとしては、最初に単純総合原価計算をする。
次に、各等級の生産量に等価係数をかける。積数の算出。
単純総合原価計算の結果を積数の割合で各等級に按分する。
按分された数字を各等級の生産量で割る。

勘定連絡図

例)

生産データ
・月初仕掛品 100 (1/5)
・当月投入 150
・月末仕掛り品 50(4/5)
・完成品 200

原価データ ( 直接材料 | 加工費 )
・月初仕掛品 2670 | 540
・当月投入 4080 | 7260

材料 始点投入
等級 A=40、B=80、C=80
等価係数 1 : 0.75 : 0.5

平均法

11900を按分計算する。

生産量×等価係数=積数
40*1=40
80*0.75=60
80*0.5=40

積数の比率を使って按分する。
完成品原価
A=3400
B=5100
C=3400

簿記 単純総合原価計算

同じ規格を大量に見込み生産をおこなう企業用の原価計算。
(単純とつくので1種類の製品のみを作ることを前提としている)

種類として、個別原価計算、総合原価計算とある。

勘定連絡図

勘定に製造間接費がないのは、
単純の場合一種類だけを作るのでどの製品か分かるため。

月末仕掛品原価、完成品原価の計算

月末に全て完成した場合(仕掛品がない)
当月投入数量の原価がイコール完成品原価となる。

月末仕掛品がある場合。
仕掛品と完成品は同じ原価としない。仕掛品は作業途中のため原価が低い。
まず材料を準備するため、直接材料費は、仕掛品でも完成品でも同じと考える。
加工費は作業に応じて変わると考え、仕掛品の方が加工費は少ないと考える。

単純総合原価計算では、直接材料費とそれ以外(加工費)の2つに分ける。
直接材料費→直接材料費
間接材料費→加工費
直接労務費→加工費
間接労務費→加工費
直接経費→加工費
間接経費→加工費

例)
1.月末仕掛品原価
2.完成品原価
3.完成品単位原価
の3つを求めることが多い。

生産データを与えられる。
月初仕掛品:0
当月投入量:4
月末仕掛 :2 (加工進捗0.5)
完成品  :2

原価データを与えられる。

月初仕掛、直接材料:0
月初仕掛、加工費 :0
当月投入、直接材料:1200
当月投入、加工費 :600

材料は始点投入。

計算方法

先ずボックス図を書く。
進捗度をかけて、完成品換算数量にする。

月末仕掛品原価=800
完成品原価  =1000
完成品単位原価=500(1000/2)

仕掛品の総勘定元帳

T仕掛品)
前月繰越 0   | 製品   1000
材料   1200 | 次月繰越 800
加工費  600

月初仕掛品がある場合の計算方法

平均法と先入先出法がある。

平均法
月初仕掛品原価と当月投入原価で平均を出す。

例)
生産データ
月初仕掛品 100 (0.2)
当月投入 150
月末仕掛 50 (0.8)
完成品 200

原価データ
直接材料費 | 加工費
月初仕掛品 2670 | 540
当月投入 4080 | 7260

月末仕掛品原価=2650
完成品原価=11900
完成品単位原価=59.5

先入先出法の場合(例は同じ条件)

月末仕掛品原価=2680
完成品原価=11870
完成品単位原価=59.35

直接材料の投入方法

始点で投入
製造を開始する段階で材料が全て揃うこと。これがメイン。

平均的に投入
工程の進行とともに平均的に投入されていく。
違いは、加工費と同じく完成品換算量の計算が必要。

特定点で投入
月末仕掛品が投入点を通過しているかどうかで判断。

終点で投入
終点で投入する場合は完成品のみに含めて計算する。
月末仕掛品に含めない。

減損

蒸発などに原材料の一部が消失してしまうこと、あるいは無価値な部分が発生してしまうこと。

正常減損
通常発生する程度の減損。減損した費用は正常減損費として良品の原価に含める。

どこで発生したかによって完成費原価か仕掛品か判断する。
完成品のみ負担、両者負担、のどちらか。

完成品のみ負担
正常減損が、工程の終点あるいは仕掛品の加工進捗度より後の場合、完成品のみ負担となる。

両者負担
逆に正常減損が仕掛品の加工進捗より前で発生したら両者負担となる。

例)

生産データ
月初仕掛品 0
当月投入 10
減損 1
月末仕掛品 3 (0.2)
完成品 6
材料投入点 始点投入
減損発生地点 0.7

原価データ (材料費|加工費)
月初仕掛品 0
当月投入 2700

今回は、仕掛品が発生地点の手前なので、完成品のみ負担。

月末仕掛品原料費 810
完成品原料費 1890 (1620+270)

例)
生産データ
月初仕掛品 0
当月投入 10
減損 1
月末仕掛品 3 (0.8)
完成品 6
材料投入点 始点投入
減損発生地点 0.5

原価データ (材料費|加工費)
月初仕掛品 0
当月投入 2700

今回は、仕掛品が発生地点の後なので、両者負担。
両者負担は減損のボックスを消すだけ。

月末仕掛品原料費 900
完成品原料費 1800

減損で月初仕掛品がある場合(平均法)

例)
生産データ
月初仕掛品 100(0.2)
当月投入 170
減損 20
月末仕掛品 50(0.8)
完成品 200
材料投入点 始点投入
減損発生地点 終点

原価データ (材料費|加工費)
月初仕掛品 2670 | 540
当月投入 4080 | 7260

今回は、減損発生地点が終点なので完成品のみ負担。

月末仕掛品原価 2450
完成品原価 12100
完成品単位原価 60.5

例)
月初仕掛品 100 (0.2)
当月投入 170
減損 20
月末仕掛 50 (0.8)
完成品 200

材料 始点投入
減損地点 0.5

原価データ(直接材料 | 加工費)
月初仕掛品 2670 | 540
当月投入 4080 | 7260

減損地点を仕掛品が過ぎているので両者負担。

月末仕掛品原価 2650
完成品原価 11900
完成品単位原価 59.5

減損で月初仕掛品がある場合(先入先出法)

減損は当月投入分のみから生じている。

先入先出法で完成品のみ負担。

例)
月初仕掛品 100 (0.2)
当月投入 170
減損 20
月末仕掛 50 (0.8)
完成品 200

材料 始点投入
減損地点 終点

原価データ(直接材料 | 加工費)
月初仕掛品 2670 | 540
当月投入 4080 | 7260

完成品のみ負担

月末仕掛品原価 2410
完成品原価 12140
完成品単位原価 60.7

先入先出法で両者負担

例)
月初仕掛品 100 (0.2)
当月投入 170
減損 20
月末仕掛 50 (0.8)
完成品 200

材料 始点投入
減損地点 0.5

原価データ(直接材料 | 加工費)
月初仕掛品 2670 | 540
当月投入 4080 | 7260

両者負担

月末仕掛品原価 2680
完成品原価 11870
完成品単位原価 59.35

仕損

失敗等の不合格品(仕損品)のこと。
減損は形がない。仕損は形があると考える。

補修したりして回復しない前提なので、ある程度仕損は発生する前提。この仕損を正常仕損という。
正常仕損は原価に含める。減損と同じ処理。

ただ、仕損品が売却できる場合があり、これを仕損品評価額とする点が大きな違い。
(かかった原価をいくらか減らせるということ)

完成品のみの場合

通常通り減損の処理をして、最後に完成品原価から正常仕損品評価額をマイナスする。

例)
生産データ
・月初仕掛品 100(0.2)
・当月投入 170
・仕損 20
・月末仕掛品 50(0.8)
・完成品 200

・材料 始点投入
・仕損 終点発生
・仕損 30

原価データ(材料|加工)
・月初仕掛品 2670 | 540
・当月投入 4080 | 7260

正常仕損品の評価額=30*20=600

・月末仕掛品原価 2450
・完成品原価(ここから仕損評価額を引く) = 12100-600 = 11500
・完成品単位原価 57.5

両者負担の場合

当月投入原価から正常仕損品評価額をマイナスしてから、
月末仕掛品原価、完成品原価を計算する。

例)
生産データ
・月初仕掛品 100(0.2)
・当月投入 170
・仕損 20
・月末仕掛品 50(0.8)
・完成品 200

・材料 始点投入
・仕損発生 0.5
・仕損 30(材料費で控除)

原価データ(材料|加工)
・月初仕掛品 2670 | 540
・当月投入 4080 | 7260

正常仕損品の評価額=30*20=600

・月末仕掛品原価 2530
・完成品原価 11420
・完成品単位原価 57.1